ペナルティーエリアを出てフィールドプレーもできますが、味方ハーフ内ではペナルティーエリアの内だけでなく、ピッチ上どこの場所であっても、手、足にかかわらずボールを4秒を超えて支配することはできません。
味方選手の意図的なキックによる、GKへのパスを手で触れることです。味方選手のキックインからのボールも手を使えば『バックパス』の反則になります。
GKから出されたボールはハーフラインを越えるか、相手競技者が触れなければGKに戻すことはできません。戻されたボールをGKが体の一部で触れたときは、『バックパス』として反則となります。ただし、タッチラインを割った場合やフリーキックなどでのキックインでのリスタートの場合は『バックパス』ではありません。(この時に手で扱った場合は、バックパスとなります。)
4秒ルールはキックインに次いでとても多いファールと言えます!では『4秒ルール』とは?
サッカーのスローイングやゴールキックには何秒以内にリスタートを行わなければいけないとは、ルール上明確にされていません。フットサルでは、4秒以内にリスタートを行わなければならないというルールがあります。これは少しでも試合の進行をスムーズにするためのルールだといえます。
4秒ルールは、キックイン、ゴールクリアランス、コーナーキック、フリーキック(間接、直接)その他にキーパーがボールを保持している時も適応されます。キーパーが自陣でボールを4秒以上保持し続けてはいけません。一度でも相手にボールが触れた場合やボールがラインを割った場合は、最初からカウントを始めます。
キックインの『4秒ルール』は、キックができる体勢が整った時点から数え始めます。
ただし、相手選手が5m離れていなくて、審判が離れるよう促している時は、まだ数え始めていない場合が多いです。相手選手が5m離れてから数え始めます。審判によっては、『はじめてください』や『いいですよ』など言葉をかける場合があります。
重要なことは、「ボールをサイドライン上に置いてから4秒数える」ではありません。しかし、それは反則になる場合があります。なぜか?ライン上にボールをセットできるのに手で持っている場合などは、行為による遅延行為と考え4秒ルールの反則になる場合があります。